吃音訓練プログラム

 当センターでは、間接法(声を出して話し方の練習を行わない改善法)による吃音訓練を実施しています。

 声を出して行う話し方の練習法との違いは、吃音でない人と同じ“自然で無意識な話し方”を目標にしている点です。

吃音には進展段階があります。最も重度の吃音は、「回避(話すことを避ける)」の症状が出現する第4層の状態です。当センターでは、吃音の改善を以下のように捉えています。

  • 悪化 = 第4層に向かって進展していくこと
  • 改善 = 正常域に向かって第2層(症状が出ても本人が困らない状態)以上に遡ること

吃音進展段階(吃音検査法小委員会 1981より改変)

※表に出てくる「繰り返し」や「ブロック」等の中核症状(言語症状)よりも、「工夫」「回避」の方が本人の苦悩を伴い、症状として重い。

当センターの吃音訓練の特徴

声を出さない訓練

 スラスラ話すための、声を出した発話練習や呼吸練習(直接法)等は行いません。自宅で練習することも止めてもらいます。

自然で無意識に

 吃音の症状をコントロールすることが目的ではなく、吃音者意識を脱し、自然で無意識に話すことが目的です。

悩みが薄れます

 第2層以上に改善すると、吃音の悩みが徐々に薄れていき、吃っても何とも思わなくなります。正常域まで改善すると、完全に症状が無くなります。これらが訓練の場面だけでなく、普段の社会的場面でも実現できるようになります。

恐れを打ち消す

 学生や成人の方の場合は、年表方式のメンタルリハーサル法※1を用います。

 頭の中で描いた場面の中で、吃音を恐れずに自然で無意識な発話を実行し、それが成功する場面を疑似体験します。

幼児の吃音も

 幼児の吃音には、両親や周囲の大人に協力して頂き、環境調整を行います。

 子どもを取り巻く「言語環境」と「養育環境」を調整し、吃音が治っていく環境を整え、吃音の改善を待ちます。

 

 

※1 年表方式のメンタルリハーサル法で対応できる範囲
 吃音症状を克服するためのテクニックではないため、即効性はありません
 訓練期間は、約3年を目安としています

※都筑澄夫編著「間接法による吃音訓練 自然で無意識な発話への遡及的アプローチ-環境庁製法・年表方式のメンタルリハーサル法-」三輪書店 2015/8/30発行 より

脳梗塞集中リハビリセンター 
大阪りんくうタウン

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営業時間:9:00~18:00(年末年始を除く)
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